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続報真相 東南アジア的「縁故主義」と日本 忍び寄る「独裁」の影

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学校法人「加計学園」が開学予定の岡山理科大獣医学部の建設現場。安倍晋三首相が知人に便宜を図ったという疑惑がある=愛媛県今治市で、本社ヘリから幾島健太郎撮影
学校法人「加計学園」が開学予定の岡山理科大獣医学部の建設現場。安倍晋三首相が知人に便宜を図ったという疑惑がある=愛媛県今治市で、本社ヘリから幾島健太郎撮影

 政治指導者の身内が権力の一部のように扱われ、近しい取り巻きが特別な恩恵を受ける--。最近の政界疑惑ニュースに触れる度に「昔、こういう話をよく聞いたなあ」と感じていた。この既視感の正体は、かつて駐在した東南アジア諸国の「縁故主義」ではないのか。発展途上国の政治構造を通して、今の日本を考えてみた。【井田純】

 「国際政治を研究している目から見ると、日本の政治は東南アジアに近づいてきた、という感じですね」。こう語るのは、名古屋大大学院の日下(くさか)渉准教授(フィリピン政治)。口元に浮かぶ笑いが、何とも苦い。

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