今年は長野を拠点に練習している。ローラースキー、ランニング、トレイルラン、マウンテンバイク、ロードバイク、ボルダリング、水泳、登山。今、取り入れているメニューに必要な環境は、すべて地元に集約されている。施設も把握しており、腰を据えて練習できると考えるからだ。
雪上でスキーに乗れないこの時期に必要なトレーニングは何か。ワールドカップ(W杯)参戦から約11年。仮説を立てては取り組み、本番の冬を過ごして効果を検証することを繰り返してきた。
行う内容、時期によっては効果が薄れ、イメージ通りにならない失敗もあったが、見えてきたことは、クロスカントリースキー(距離)が速くなる体を作るには、スキーに多く乗ることが必要だということ。体は鍛えた部分しか成長しない。今の時期に最大の効果を引き出せるのがローラースキー。それ以外はメインのトレーニングにはなり得ない。
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