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6月の読者投稿から 私は娘を失いたくありません

 毎日新聞には読者の皆さんからの投稿を受け付けるさまざまなコーナーがあります。6月に掲載された投稿の中からアクセス数が多く、反響の大きかったものを紹介します。

 「人生相談 容姿のひがみを直したい」(13日)は「人が褒められると、自分がけなされているように感じて落ち込みます」という45歳の女性の悩みです。例えば、習いごとの先生が「昨日、美人姉妹が来ました」と言えば「私のことはブスと思っている」と感じるというこの女性。「ひがみっぽく卑屈な心を直すアドバイスをお願いします」との相談にタレントの光浦靖子さんが答えました。

 「女性の魅力は中身ですよと言っても、キレイごと」と切り出す光浦さん。「女性にとって若さと見た目の美しさは価値ですが」と認める一方、こう指摘します。「同じ土俵にあがろうとしているからかもしれませんよ」。例として赤ちゃんやアイドルの存在を挙げ、「みーんな違う生き物なんです。自分は世間一般の価値基準からずれていると強く思ってはどうでしょう?」と。そして「オリジナルの基準を作りましょうよ」と呼びかけます。美男、美女でもないのに会うとウキウキする人がいます。「その人らの『なんか』を研究し、それを価値の基準にしましょうよ」と助言します。これに対し、ツイッターには「光浦靖子さんの人となりが感じられて、とても良い記事でした」といった感想が投稿されました。

 「女の気持ち 激務の研修医」(19日)は大学病院で研修医をしている娘を持つ母親からの投稿です。娘は「月20日間近く当直し、心身共に疲弊しきっています」と訴える女性。「娘の勤め先に訴えるべきか、新聞に投書して世間に訴えるべきか」と悩みます。毎年100人を超える医師が自殺や過労による病死で命を落としていることも知りました。「私たち市民は、勤務医の非人間的な労働環境も、それによる多くの過労死も知らされず、知っている政府や現場は何も変えようとしていません」と怒りもわきます。「私は娘を失いたくありません。誰か、この狂気の医療現場を止めてください」。母親の悲痛な叫びです。

 「男の気持ち 夕焼け空」(27日)には、夫婦共働きをしながら2人の男の子を育てる37歳の男性の思いがつづられています。長男が生まれて4年近く。子育ての日々に「ずっとマラソンを走っているような気分」と感じます。最近は口も達者になってきた長男。言い合いになると、怒鳴り散らしてしまうこともあります。ある日、長男が西の窓辺に立ち、「お空がきれいだよー、ママ、とうたん、あっきー、来てー」と家族みんなを呼びました。窓の外には夕暮れでほのかにオレンジ色に染まった空が広がっていました。「ね、きれいでしょー」と誇らしげな長男。「そうか、君はこういう空をきれいに思う人に育っているのか」と感じ入る男性。「きれいなお空をありがとう」。思わず感謝の言葉が浮かびました。

 「みんなの広場 総合的な学習をないがしろ」(4日)は54歳の給食調理員による投稿です。投稿では「来年度から新学習指導要領の移行期間が始まり、小学3、4年生から年間15コマの外国語活動がスタートする」として、その時間を作り出すために、「文部科学省は、総合的な学習の時間の一部でまかなうプランを打ち出した」と指摘します。投稿者はこれを「付け焼き刃的な措置」と批判。「子どもの主体的な学びの場を保障してきた」という総合的な学習の時間が減らされることに懸念を示し、未来を担う子どもたちのためにも、「再度検討を願いたい」と結んでいます。

人生相談 容姿のひがみを直したい=回答者・光浦靖子

https://mainichi.jp/articles/20170613/ddm/013/070/015000c

女の気持ち 激務の研修医

https://mainichi.jp/articles/20170619/ddm/013/070/031000c

男の気持ち 夕焼け空

https://mainichi.jp/articles/20170627/ddm/013/070/008000c

みんなの広場 総合的な学習をないがしろ

https://mainichi.jp/articles/20170604/ddm/005/070/005000c

あなたも日ごろ接するニュースや暮らしの中で感じたことを文章にして、投稿してみませんか。投稿フォームは以下のページです。

http://mainichi.jp/contribution/

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