第88回都市対抗野球

チーム紹介/下 九州三菱自動車(5年ぶり3回目) 大物食いへ、燃える赤 /福岡

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本大会出場の原動力となった谷川投手と林捕手のバッテリー。東京ドームでも快投が期待される
本大会出場の原動力となった谷川投手と林捕手のバッテリー。東京ドームでも快投が期待される

 5年ぶりに予選を勝ち抜き、第88回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)に3回目の出場を果たした九州三菱自動車(福岡市)。7月14日の開幕戦で昨年の覇者、トヨタ自動車(愛知県豊田市)と激突する。ベテランと若手が融合したチームは虎視眈々(たんたん)と「大物食い」を狙っている。【佐野格】

 6月下旬、筑前町にある同社のグラウンドには午前8時過ぎから選手たちの元気な声が響いた。午前中に会社で勤務し、午後を練習に充てるチームが多いが、自動車販売の同社は違う。選手の大半は店舗で営業を担当する「燃える赤いセールスマン」。それぞれ100~300件の顧客を持つという。この日も、練習の合間に選手が「見積もりを出しますので、ご覧になってから検討してください」と携帯電話で顧客とやりとりするなど店舗でもグラウンドでも結果を求められている。

 企業スポーツを取り巻く現状は厳しい。九州でも強豪・三菱重工長崎(長崎市)が昨年末休部した。決して恵まれた環境とはいえない中でも、選手たちは「野球ができるのは幸せ」と口をそろえる。

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