劉暁波氏

治療目的の中国出国求め 欧米で支援の声広がる

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入院中の劉暁波氏(左)が妻霞さんの手助けで食事する様子とみられる写真=ツイッターから
入院中の劉暁波氏(左)が妻霞さんの手助けで食事する様子とみられる写真=ツイッターから

 【北京・河津啓介】中国の民主活動家で末期がんのために刑務所から病院移送されたノーベル平和賞受賞者、劉暁波氏(61)を巡り、欧米を中心に中国政府に劉氏の治療目的の出国を求める動きが広がっている。7、8日にはドイツで主要20カ国・地域(G20)首脳会議があり、習近平国家主席も参加。支援者は「日本を含む各国の指導者が中国に劉氏の解放を働きかけてほしい」と期待を寄せる。

 中国当局によると、劉氏は「肝臓がんが全身に転移」し、妻の劉霞さんも長期の軟禁生活で重い抑うつ状態にある。6月30日には関係者のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で、劉霞さんの介助で食事を取る劉氏とみられる写真が公表された。衰弱した様子がうかがえ、多くの支援者が「劉氏に残された貴重な時間を、せめて夫婦で平穏に過ごしてほしい」と願っている。

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