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【香港・福岡静哉】香港は1日、1997年に英国から中国に返還されて20周年を迎えた。記念式典が同日午前あり、現地を訪問中の習近平国家主席は演説で「香港の『1国2制度』は世界が認める成功を収めた」と強調。「中央の権力と香港基本法に挑戦する行動はボトムライン(越えてはならない線)に抵触しており、決して許さない」と述べ、香港でくすぶる独立の動きに強硬姿勢で臨む方針を示した。
習氏は民主化勢力に対して「意見の違いがあるのは不思議ではない。対立をあおれば社会の発展が阻害される。話し合ってこそ問題を解決できる」と訴えた。その上で「香港は偉大なる母国の支えがある。香港の経済発展と市民生活の改善を支持し続ける」と述べた。
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