幼少期から心と体の性が一致しない性同一性障害に苦しんできた歌手が、米ハリウッド映画で銀幕デビューを果たす。男性の体で生まれたが、7年前に精巣摘出手術を受けて女性歌手として活動しており、映画にも女優として出演する。「同じ境遇の人たちに『思い続ければ、不可能は可能になる』と伝えたい」と語る。
大阪市住吉区の麻倉ケイトさん(37)=本名・新宅啓太。歌手活動と並行して性的少数者(LGBT)などへの理解を深めるため小中学校などで講演している。
幼いころは、大きくなったら自然と女性の体に変わると信じていた。当時の夢は女優。しかし、周囲からは「男らしくしろ」と責められ、「本当の気持ちは隠さなければいけないのだ」と悟り、心を閉ざした。
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