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厚生労働省は30日、2016年度の過労による労災補償状況をまとめた。精神疾患による労災申請は前年度比71人増の1586人、労災認定は同26人増の498人で、いずれも過去最多。精神疾患による過労自殺(未遂を含む)は同9人減の84人で、広告最大手・電通の新入社員だった高橋まつりさん(当時24歳)も含まれる。支給決定理由は「ひどい嫌がらせ、いじめ、暴行」などのパワハラが「仕事内容・量の大きな変化」を上回った。
一方、脳・心臓疾患による申請は2年連続の増加で、前年度比30人増の825人、認定は同9人増の260人だった。過労死は同11人増の107人。
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