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張競・評 『小説のしくみ 近代文学の「語り」と物語分析』=菅原克也・著

 (東京大学出版会・3888円)

芸術としての批評とは

 批評理論が一世を風靡(ふうび)した時期がある。学界だけでなく、一般読者も飛びつき、現代批評は知的なファッションのように語られていた。やがて、まるで台風一過のように、すべてが忘れ去られてしまい、いまや研究の領域でも批評理論のことを口にするのが憚(はばか)られる向きさえある。

 そのような「空気」のなかで、著者があえて物語論という、「旬を過ぎた」セオリーを持ち出したのはなぜか…

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