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東日本大震災

震災後、乳がん受診遅れ 福島沿岸、避難生活が影響

 東日本大震災で津波などによる大きな被害が出た福島県の相双(そうそう)地区で、乳がんの自覚症状があってから受診が1年以上遅れた患者の割合は、震災前の4・5倍に増えたとの調査結果を、地元の南相馬市立総合病院などのチームが英専門誌で発表した。息子・娘と同居する患者は遅れずに受診する傾向があり、家族のサポートが早期治療開始につながる可能性がある。

 調査は、2005~16年、自覚症状があるため同病院と同市内の渡辺病院(現渡辺クリニック)を受診した乳がん患者219人を対象に行った。その結果、1年以上受診が遅れた患者の割合は、震災前の4・1%から震災後には4・5倍の18・6%になった。避難生活などの影響で、先送りする傾向がうかがえるという。

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