メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

松尾貴史のちょっと違和感

東京都議選 不気味な喧騒と無節操

=松尾貴史さん作

 本日投開票の東京都議選に向けた動きは喧(かまびす)しかった。最近の都議選での喧しさと、何かレベルが違っているような気がするのは気のせいだろうか。どの党も、どの集団も必死である。いつも必死でやっているのだろうけれども、今回は何か不気味な喧騒(けんそう)を感じる。

 新しくできた集団に、砂鉄が吸い寄せられるように合流する候補者たちも節操がないように見えるが、それぞれの集団自体に節操がないので、「そんなものだ」と割り切って見てしまう自分が怖い。街中を、選挙の街宣車に乗って「〇〇、〇〇、地元で生まれ育った〇〇に、お力をお貸しください! 〇〇、〇〇を、何卒(なにとぞ)よろしくお願……あっ、ありがとうございます! ご声援ありがとうございます! ベランダからのご声援ありがとうございます! 〇〇本人が参りました、〇〇をよろしくお願い申し上げます!」というスタイルは、これから先もずっと続いていくのだろうか。

 「安倍政権の政権運営を評価するか」という朝日新聞による候補者へのアンケートで、自民党と敵対しているはずの都民ファーストの候補者(計50人)のほとんど(41人)が「無回答」だったのが不思議だ。他の主要会派の候補者に無回答者は一人もいないので、奇妙な目立ち方だ。選挙後にどう転ぶかということで今は答えられないタイミングだということだろうか。そして、「安倍晋三首相が示した2020年までの改憲に賛成か」と…

この記事は有料記事です。

残り861文字(全文1461文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「GoTo」反対署名、5日間で9万人超 「その予算を医療現場や被災地に」

  2. 感染者と同席「コロナパーティー」 「無敵」と参加の30歳死亡 「間違いだった」言い残し

  3. 丸岡いずみさん、コロナ陽性で入院 夫の有村昆さんがクラスター発生の劇場で感染

  4. 政権がGoToを強行する理由 アクセルとブレーキ同時に踏む「むちゃ」

  5. 稲田氏ピンチ リベラル色の女性政策に保守派から「ついていけない」の声

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです