日本と欧州連合(EU)は1日、東京都内で経済連携協定(EPA)交渉の2日目の閣僚協議を終えた。チーズなどEU産農産品や日本製乗用車の関税といった難航分野で意見の隔たりを埋め切れず、決着を持ち越した。交渉を統括する岸田文雄外相は1日夜、記者団に対して「意義ある進展はあったが、これから詰めなければならない重要な論点が残った」と述べ、引き続き7月6日の日欧首脳会談までの大枠合意を目指す方針を強調。首脳会談に合わせて自らEU本部のあるベルギー・ブリュッセルを訪れて、再度閣僚協議を行う意向を示した。
安倍晋三首相は岸田氏と山本有二農相から首相公邸で報告を受け、引き続き全力で交渉するよう指示した。
この記事は有料記事です。
残り526文字(全文823文字)
毎時01分更新
相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年、入所…
1998年秋。米国西海岸を巡るツアーに参加するために飛行機…
就職氷河期世代への就労支援に国や自治体が本腰を入れ始めた。…