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車で社会復帰

自動車運転への復帰支援の動きを「車で社会復帰」と題して随時お伝えします。

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運転再開支援で全国調査

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 <くらしナビ ライフスタイル>

 脳卒中などのリハビリを終えた人の運転再開支援について教習所や作業療法士の全国団体が、支援方法についての調査・研究を始めた。これまで、現場では統一した方法がなく、大きなばらつきがあった。まったく取り組みがない都道府県もあり、支援方法を確立して全体の底上げを図る。

 全日本指定自動車教習所協会連合会(1279校)は今月から「高次脳機能障害を有する運転免許保有者の運転再開に関する調査研究委員会」をスタートさせ、再開支援の方法についての総合的な調査・研究に取り組む。「高次脳機能障害」は脳卒中や脳外傷によって残る記憶障害などを指す。脳卒中のリハビリを終えた人が運転再開を望む場合、現場では医学的な検査で高次脳機能障害が残っていないか、残っていても運転に支障がないか確認したうえ、教習所で運転能力を調べ、警察の運転免許センターが検査して運転再開を許可している。ただ、同連合会の昨年末の調査では、全国の教習所のうち、脳卒中などの運転再開支援に取り組むのは24都道府県の59の教習所にとどまる。調査では、路上で検定を行うのか、教習所内にとどめるのか▽作業療法士など医療関係者の同乗を求めるか▽ド…

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