<くらしナビ ライフスタイル>
2018年春大学卒業予定者の就職・採用活動は最大のヤマ場の6月を終えた。人材不足を背景にした売り手市場で内定率は高水準となったが、短期化のあおりで予想通りミスマッチも多かった模様だ。学生の体験談から就活模様を探った。
●18年春採用ヤマ場
「企業が学生に対しガツガツしている感じだった」。大手金融機関の内定を得た千葉大4年の男子学生は振り返る。
昨夏から中央官庁と企業4社のインターンシップに参加し、国家公務員と金融業界に絞り込んだ。4月には、IT企業から内定をもらい、本命の金融機関の面談でも内定をほのめかされたため、余裕があった。インターン参加者には特別のセミナーが用意され、エントリーシート(ES)の添削や模擬面接があるなど待遇も厚く、5月中旬には採用担当者から「一緒に働きたい」と事実上の内定を得た。
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