都議選

自民惨敗、小池系圧勝 安倍政権に打撃

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自民党の劣勢が伝えられ、重苦しい雰囲気の開票センター。中央は下村博文・東京都連会長=東京都千代田区の同党本部で2017年7月2日午後8時17分、長谷川直亮撮影
自民党の劣勢が伝えられ、重苦しい雰囲気の開票センター。中央は下村博文・東京都連会長=東京都千代田区の同党本部で2017年7月2日午後8時17分、長谷川直亮撮影

 東京都議選(定数127)は2日投開票され、小池百合子知事が代表の「都民ファーストの会」が現有議席を大幅に上回り、選挙協力する公明党などの支持勢力と合わせて過半数(64議席以上)となった。都民ファーストは第1党に躍進する見通しで、自民党は加計(かけ)学園問題や都議選応援での稲田朋美防衛相の問題発言などが影響し、過去最低の1965年と2009年の38議席を下回る可能性が高くなった。安倍政権に打撃となり、今後の政権運営に影響するのは必至だ。投票率は前回(43.50%)を上回る見込み。

 小池氏は投票終了後の2日午後8時過ぎ、東京都新宿区の開票センターで記者会見し「次々と当選確実の知らせを受けた。各地で訴えた『都民目線』を認めていただいた」と述べた。この後、都民ファースト推薦の無所属候補4人を追加公認した。

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