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犬の車酔い、訓練で克服

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レオンベルガー(右)とボストンテリアが一緒にお出かけ。事故防止のため小型犬はケージに入れるとよい
レオンベルガー(右)とボストンテリアが一緒にお出かけ。事故防止のため小型犬はケージに入れるとよい

 犬を車に乗せて出かけたら、具合が悪くなってしまった、という経験はないだろうか。動物にも乗り物酔いはある。旅行や帰省のシーズンを前に対策をまとめた。

 ●小刻みに段階踏む

 犬のしつけや問題行動に詳しい増田宏司・東京農業大教授(動物行動学)によると、犬の乗り物酔いは人間と同じメカニズムで、耳の中の三半規管が振動で刺激されて起こる。嗅覚が鋭いため、家にないにおいに敏感に反応してしまう。主な症状として、落ち着きがなくなる▽表情がうつろになる▽よだれを垂らす▽ほえる▽震える▽あくびや嘔吐(おうと)--が知られる。

 動物病院へ連れていくときだけ車に乗せていると、緊張や恐怖といった過去の嫌な記憶を思い出し、車を見ただけで乗り物酔いの症状が出る犬もいる。「車に乗るといいことがある」と思えるよう、日ごろから公園など楽しい場所にも車で行き、一緒に遊ぶとよい。子犬の頃から慣れさせるのが一番だが、成犬を譲り受けた場合でも、訓練で車への抵抗をなくすことは可能。(1)抱っこして車を見せる(2)抱っこしてドアに触る(3)一緒…

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