都議選
自民幹部、メディア攻撃 制御できず、いら立つ?
毎日新聞
2017/7/4 08:30(最終更新 7/4 08:30)
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自民党の劣勢が伝えられた東京都議選の終盤以降、安倍政権の政権幹部らから報道機関を威圧するような発言が相次いだ。逆風へのいらだちをあらわにした発言の背景には、権力者のおごりがあるとの指摘も出ている。
自民党の二階俊博幹事長は、毎日新聞などの世論調査で厳しい選挙情勢が伝えられた後の先月30日、国分寺市での応援演説で「我々は金を払って(新聞などを)買っている。そのことを忘れてはだめだ」と主張。さらに「落とすなら落としてみろ。マスコミが選挙を左右すると思ったら大間違いだ」と、政権を批判する報道機関を威圧するかのような発言をした。
選挙戦最終日の1日、世田谷区で応援演説した麻生太郎副総理兼財務相は「マスコミは言っているだけ。責任は何も取らない。しかも、情報が間違っている。そんなものに金まで払って読むか」と攻撃的な言い回しで持論を展開した。
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