文科省調査

研究費途絶「リスク増」 少額種目にシフト

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研究費助成が得られず、研究活動が中断するリスクは10年前に比べてどうなった?
研究費助成が得られず、研究活動が中断するリスクは10年前に比べてどうなった?

 国からの研究費助成が得られずに研究活動が中断してしまうリスクが10年前より「増えた」と考える大学・研究機関が9割に上ることが、文部科学省の調査で分かった。比較的助成を得やすい少額の研究種目に応募先を移す傾向も7割にみられ、研究活動が「小粒化」している実態も明らかになった。

 文科省は4~5月、全国の大学と主な研究機関の研究担当理事を対象に調査し、117機関が回答した。

 国の助成では、大学などが自由に使える交付金が減る一方、公募で選ばれた研究課題に予算配分する「競争的資金」の割合が増えている。調査では、競争的資金に応募しても採択されないことで研究活動が中断・停滞するリスクを10年前と比べてもらった結果、46%が「非常に増えた」、45%が「やや増えた」と回答。「やや減った」(2%)を大きく上回り、研究継続への不安感が広がっていた。

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