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本因坊400年への道

囲碁 藤井フィーバーに思う=金沢盛栄

29連勝を達成し、多くの報道陣に囲まれる中、対局を振り返る藤井聡太四段(右奥)=東京都渋谷区の将棋会館で6月26日、佐々木順一撮影

 お隣の将棋界が大騒ぎである。中学生棋士、藤井聡太四段が前人未到の29連勝を達成。連日のフィーバーで、29連勝をした翌日(6月27日)の一般紙、スポーツ紙のほとんどが1面を飾った。弊紙をみると、1面トップの上、社会面を左右に見開き、3面にも大きく展開した。羽生善治王位(46)と本因坊文裕(もんゆう)(28)=井山裕太九段=が7冠同時制覇(羽生1996年2月、文裕2016年4月)を遂げた時を大きく上回る報道量で、何とも度肝を抜かれた。

 その藤井フィーバーもようやく一段落した。2日に指された対局で敗れ、連勝がストップしたからだ。翌日の各紙は1面などで報道したが、これからは、徐々にトーンダウンしていくことだろう。将棋界の宝である藤井四段には、この“異常事態”に惑わされることなく、すくすくと育っていくことを願うばかりだ。

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