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 2年前、国立大学に通う性的少数者(LGBTなど)の大学院生が友人による「アウティング」に深く傷つけられ、自殺した事件があった。アウティングとは、本人が公にしていない性的指向や性同一性などの秘密を暴露する行動のことである。私もこの事件に衝撃を受けた。大学は多様性に価値を置くところだ。学生たちが出てゆく世の中が世界規模で多様な社会となっているからであり、異なる価値観に耳を傾け理解し、自らを説明する能力を、大学は育てねばならないからである。

 ちょうどそのとき、法政大学でも「ダイバーシティ化委員会」を設置しており、ダイバーシティ宣言を出すことになった。そこでは「性別、年齢、国籍、人種、民族、文化、宗教、障がい、性的少数者であることなどを理由とする差別がないことはもとより、これらの相違を個性として尊重することです。そして、これらの相違を多様性として受容し、互いの立場や生き方、感じ方、考え方に耳を傾け、理解を深め合うことです」と宣言した。…

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