核兵器禁止条約

70年前に訴え 「原子兵器は戦争犯罪」10代少年ら署名活動 草案を先取り

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 「私達わ恐しい原子兵器の禁止を要求します」。米ニューヨークの国連本部で7日にも成立する核兵器禁止条約の草案と同内容の実現を求め、約70年前に10代の少年らが署名活動を展開していた。その一人で広島県北部で原爆の閃光(せんこう)を見た堀田博之さん(85)=名古屋市西区・写真=は、条約成立で少年時代の願いがかなうことに喜びを感じる。だが同時に「広島・長崎への原爆投下から核兵器廃絶が進まなかった現実が悲しい」との思いも募っている。

 広島に原爆が落とされた1945年8月6日、旧制中学2年生で13歳だった堀田さんは、爆心地から約60キロ離れた広島県吉舎町(現・三次市)の校庭で朝礼をしていた。西の山の奥がピカッと光り、「晴れているのに雷か」とぼんやりと思った。

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