クロビイタヤ

絶滅危惧の樹木自生 日光で県内初確認 /栃木

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
クロビイタヤの特徴の一つ、翼果と呼ばれる実=いずれも日光市土呂部で
クロビイタヤの特徴の一つ、翼果と呼ばれる実=いずれも日光市土呂部で

 環境省のレッドリストで絶滅危惧2類(絶滅の危険が増大している種)に指定されているカエデの一種「クロビイタヤ」が、日光市土呂部(どろぶ)の山林で自生していることが県内で初めて確認された。これまでは県内で分布していないと考えられてきたが専門家は「学術的価値の高い発見だ」と評価している。【花野井誠】

 クロビイタヤはムクロジ科の落葉高木。寒冷地の河川沿いなど湿生地に自生し、国内では北海道や東北、群馬、長野県で分布が確認されている。樹皮が黒いことから「黒皮板屋」とも記される。5~6月に薄い黄緑色の小さな花を咲かせ、翼果(よくか)と呼ばれるプロペラのような実を付けるのが特徴だ。

 日光市土呂部地域で希少な草原の保全に取り組む「日光茅(かや)ボッチの会」と、市内で植物の生息調査を続ける「今市の自然を知る会」が6月9日に合同で実施した現地調査で発見した。

この記事は有料記事です。

残り412文字(全文786文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集