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深刻な特殊詐欺被害=戸上文恵(大阪社会部)

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大阪府警鶴見署が無人ATM前に設置した「お触れ書き」を模した立て札=大阪市鶴見区で6月14日、戸上文恵撮影
大阪府警鶴見署が無人ATM前に設置した「お触れ書き」を模した立て札=大阪市鶴見区で6月14日、戸上文恵撮影

「おせっかい」の輪広げよう

 振り込め詐欺など特殊詐欺の被害が絶えない。昨年は1万4151件。被害総額は4年連続で400億円を超す異常事態だ。東京に次いで全国ワースト2位だった大阪では、今年も昨年を超えるペースで増えている。一方でATM(現金自動受払機)に居合わせた人が高齢者に声をかけて被害を食い止める例も少なくない。他人の行動に首を突っ込むのは「おせっかい」と迷惑がられるかもしれない。だが、憎むべき犯罪を減らすため、大阪から全国に「声かけ運動」を広げたい。

 大阪で特に目立つのが「医療費などが戻る」と偽る還付金詐欺だ。今年に入って5カ月間で465件、特殊詐欺被害の5割を超える。被害者を無人ATMに誘い出し、犯人側の口座に現金を振り込ませる手口が多い。そこで府警鶴見署はATMのそばに、時代劇に出てくる「お触れ書き」を模した立て札を設置した。「お節介な人になってくだされ!」と、携帯電話で話しながら操作する人を見かけたら、声をかけるよう呼びかけている。大淀…

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