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淀川大橋

歴史の証人、全面改修…築90年、来月から

淀川大橋に残る大阪大空襲による弾痕=国土交通省大阪国道事務所提供

 約90年前に建設され、空襲や阪神大震災を乗り越えてきた大阪市の淀川大橋(長さ724.5メートル)の老朽化が進み、国土交通省大阪国道事務所は来月6日、過去最大規模のリニューアル工事に取りかかる。太平洋戦争末期の大阪大空襲で受けた弾痕が橋桁に残るが、補修で姿を消す可能性もあるという。

 淀川大橋は同市福島区と、淀川対岸の西淀川区を結ぶ。同事務所によると、建設当時、関東大震災(1923年)を受けて耐震設計が見直され、26年に完成した。当初は阪神電鉄の路面電車が走り、75年に軌道が撤去されて車道4車線になった。現在、1日約3万5000台の車両が通行する。

 鋼鉄製の骨組みの上に鉄筋コンクリート(厚さ平均約36センチ)が載り、その上をアスファルトで舗装した構造。空襲や阪神大震災、老朽化などで損傷するたびに修繕してきたが、コンクリートがはがれて鉄筋がさびるなど劣化が進み、全面的な工事が必要になった。

淀川大橋

 工事は、推計約1万2000トンの鉄筋コンクリートを全て撤去し、鉄板(約4700トン)に取り換える。橋台や橋脚の負担が減り、耐震性能が向上するという。さらに、複数ある弾痕も含め、老朽化した部分を補修する。工期は2年半後の2020年2月までの予定で、請負工事費は約79億円。期間中、車道4車線を2車線に規制する。【根本毅】

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