広域通信制「鹿島学園」
定員の1.6倍 是正指導従わず
毎日新聞
2017/7/5 07:30(最終更新 7/5 07:30)
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広域通信制の「鹿島学園高校」(本校・茨城県鹿嶋市)の生徒数が2013年度以降、5年連続で定員の4000人を超えていることが同高などへの取材で分かった。認可権を持つ茨城県は毎年、是正指導をしているが、同高はこの2年、逆に定員の1.6倍に増やした。超過率は全国の広域通信制で最悪となっており、文部科学省も問題視している。【伊澤拓也】
同高は全日制もあり、通信制は04年10月に定員1200人で開校した。生徒数は05年度(5月1日時点)の15人から徐々に増え、10年度に1329人と定員を超えた。12年度に4000人への定員増が認められたが翌年度に超過し、編入・転入が相次いだ結果、16年度には最多の6578人になった。今年度は全体では81人減ったものの1年生は1072人と過去最多を更新した。現在は22都府県に生徒がいる。
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