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ジムの壁、登ってはまって60万人 安くて近場の異空間、4年で愛好者2倍

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自分が築いたルートを試すクライマーの永田乃由季さん。パズルを解くように複雑かつ面白いルートの設定がクライミングジムを支えている=東京都荒川区の「ライノ&バード」で、丸山博撮影
自分が築いたルートを試すクライマーの永田乃由季さん。パズルを解くように複雑かつ面白いルートの設定がクライミングジムを支えている=東京都荒川区の「ライノ&バード」で、丸山博撮影

 ジムでのクライミングがブームになっている。愛好者数は4年前に推定30万人だったが、今や60万人に達し、全国でジムが増え続けている。自然の中に身を置くのではなく、こだわるのはあくまでも屋内。人工の壁にへばりつく魅力とは何だろう。【藤原章生】

 壁登りは、登山経験がゼロでも一瞬にしてはまり、ときに人生を変えてしまうこともある。

 東京の弁護士、合田雄治郎さん(51)は司法試験を受けていた28歳のとき、アウトドアの講習会の告知を目にし、参加した。「岩に触れた瞬間、もう司法試験などやめてクライミングのプロを目指そうと思っていました」。39歳までひたすら登り続け、国内大会で最高10位までいったが、それ以上の成績は上げられなかった。再び司法試験の勉強に戻り、44歳で弁護士になったが、今も筋力、体形を保ちクライミングを続けている。

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