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中国取材の経験が豊富な坂東賢治専門編集委員のコラム。

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 7日からのドイツ・ハンブルクでの主要20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせ、米露、米中など各国首脳が顔を合わせる。習近平(しゅうきんぺい)中国国家主席は会議を前に訪露し、プーチン露大統領との会談で結束をアピールした。

 今の米中露関係をどう見るか。参考になるのが冷戦下、ニクソン米大統領が中ソを相手に進めた「三角外交」だ。1972年のニクソン大統領訪中の立役者だったキッシンジャー氏は中ソ対立をきっかけに中国との関係改善を進めたと振り返っている。

 69年3月に中ソ国境で軍事衝突が起きた。米国は中ソ対立は深刻で、どちらも対米関係悪化を望んではいないとの判断に至る。米中関係改善が進むと、ソ連も緊張緩和に前向きになり、米国に望ましい国際情勢が生まれたという。

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