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九州豪雨

2人死亡、安否不明17人 福岡・大分

豪雨による濁流などで全壊した家屋=福岡県東峰村で2017年7月6日午前9時41分、本社ヘリから上入来尚撮影
濁流にのまれ、桂川に落ちた車。川の側道や橋は崩れて通行不能になっていた=福岡県朝倉市須川で2017年7月6日午前6時48分、森園道子撮影

 記録的な大雨となった九州北部地方は6日も梅雨前線が停滞し局地的な大雨が続いた。河川氾濫などが相次いだ福岡県朝倉市杷木(はき)地区で1人の遺体が見つかり、大分県日田市では土砂崩れに巻き込まれた40代の男性1人が死亡、60代と70代の女性2人が全身を打撲した。行方・安否不明情報は6日午後1時半現在で、福岡県6人、大分県11人の計17人となった。朝倉市では道路寸断で複数の集落が孤立し陸上自衛隊などが救助にあたった。

 日田市では小野地区で50~100メートルにわたって土砂崩れがおき、男女が巻き込まれた。土砂は幅数メートルの小野川を越えて対岸の県道にまで達した。小野川はせき止められてダム化し氾濫の恐れがあり、市は同地区の317世帯872人に避難指示を発令した。

 福岡県の行方・安否不明者は朝倉市1人、東峰村5人で、大分県の11人はいずれも日田市内という。

 福岡県によると、朝倉市で5日に道路パトロール中に行方不明になっていた県職員の男性3人とは6日朝に連絡が取れた。けがはないという。日田市によると、5日に市内で軽トラックから脱出すると電話した後、連絡がつかなくなっていた男性1人も無事が確認された。

 福岡県は朝倉市と東峰村に災害救助法の適用を決めた。

 6日午前7時50分までの24時間降水量は朝倉市542ミリ、日田市367.5ミリで観測史上最高を記録。気象庁が5日に発表した大雨特別警報は、6日未明に福岡県南部が追加され、福岡、大分両県の計32市町村で継続している。毎日新聞の調べでは、6日午前9時現在、福岡、大分、熊本県の9市町村の計約45万人に避難指示が出されている。

 交通網も乱れJR九州によると、久大線は日田(大分県日田市)-善導寺(福岡県久留米市)で運転を見合わせた。日田市内の花月川橋梁(きょうりょう)が流失しており「復旧にはかなりの時間を要する」としている。西鉄天神大牟田線も柳川(福岡県柳川市)-大牟田(同県大牟田市)で始発から運転を見合わせている。

 西日本高速道路によると、大分道はのり面の崩落で5日夕から甘木インターチェンジ(IC)-玖珠(くす)ICで上下線とも通行止め。九州道の久留米IC-植木IC、益城熊本空港IC-御船IC▽長崎道の多久IC-嬉野IC、武雄ジャンクション-武雄南ICも上下線通行止めとなった。

 7日正午までの24時間降水量は、多いところで福岡、大分、長崎、熊本各県200ミリ、佐賀県150ミリを予想している。【蓬田正志、池内敬芳、青木絵美】

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