メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

週刊テレビ評

首相演説へのヤジを報じぬNHK あの声はどこに行ったのか=金平茂紀

 東京都議選で自民党が惨敗を喫した。この半年を振り返れば、逆風は明らかだった。その逆風を、メディア、特にテレビ報道はありのまま報じてきただろうか。そのことを考える上で格好の材料がある。

 都議選の投票日前日、東京・秋葉原で安倍晋三首相は唯一かつ最後の街頭演説を行った。秋葉原といえば、安倍首相支持勢力のいわば「聖地」のような場所で、日の丸の小旗を手にした安倍首相支持の群衆であふれかえるのがパターンだった。ところがこの日は、大勢の市民から「安倍辞めろ」「帰れ」コールが湧きおこり、演説場所は騒然とした空気となった。演壇から向かって右手奥に陣取った人々から発せられた「辞めろ」「帰れ」コールは、街宣車の上からのスピーチを聞き取りにくくするほどの大音声となっていた。

 1人でその場にいた政治学者の白井聡さんによれば、組織的な呼びかけによる行動というよりも、ソーシャル…

この記事は有料記事です。

残り653文字(全文1033文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 池袋暴走 元高級官僚だから? 「なぜ運転手が逮捕されないのか」疑問の声噴出
  2. 池袋暴走、ドラレコに音声 87歳男性「あー、どうしたんだろう」同乗の妻の問いに
  3. 池袋暴走 被害者遺族のコメント全文「少しでも犠牲者いなくなる未来を」
  4. 池袋暴走事故 亡くなった松永さん親族ぼうぜん「だまされているような」
  5. 実行犯は高学歴 女1人を含む計9人 スリランカ連続爆破テロ

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです