和歌山大空襲

9日で72年 「痛ましい姿、今も涙」 元看護師・堀内さん経験語る /和歌山

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看護師当時の写真を見ながら空襲被災地での体験を振り返る堀内圭子さん=和歌山県九度山町で、松野和生撮影
看護師当時の写真を見ながら空襲被災地での体験を振り返る堀内圭子さん=和歌山県九度山町で、松野和生撮影

 一夜で1000人以上の命が奪われた和歌山大空襲から9日で72年。看護師だった堀内圭子さん(90)=九度山町九度山=は当時、救護班の一員として被災直後の和歌山市内へ入った。そこで目撃したのは焼け野原の惨状と焼死した大勢の犠牲者たち。「痛ましく可哀そうな姿が今でも目に浮かび、涙が出る」と振り返る。【松野和生】

 堀内さんは九度山尋常高等小学校高等科を卒業してすぐに、組合組織の伊都郡購買販売利用連合会が妙寺町(当時)で運営していた紀北病院(現県立医大病院紀北分院)に就職。14歳の看護師見習いとして外科に配属され、患者への応対や医師の補助役などを務めて経験を積んだ。「人助けができる大好きな仕事だった」という。

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