【ワシントン会川晴之】ティラーソン米国務長官は5日、シリア情勢に関する声明を発表し、ロシアと共同でシリア上空に「飛行禁止区域」を設定する用意があることを明らかにした。シリア内戦終結と過激派組織「イスラム国」(IS)打倒のためにロシアの協力が不可欠との考えも表明。ドイツ・ハンブルクでの米露首脳会談を7日に控える中、協力しやすい分野で関係修復を図る狙いがあるとみられる。
声明は飛行禁止区域設定のほか、地上での停戦監視や人道支援物資輸送の調整に関して、米露共同の仕組みを構築する可能性を指摘。米露が協力してシリア安定化に取り組めば、シリアの政治的解決に向けた土台を築くことになるとしている。
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