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7年目の被災地

人つなぐ夢のサロン 全国から230万円支援受け 陸前高田に知的障害の画家・田崎飛鳥さん /岩手

完成した絵画サロンの前で父実さん(右奥)らから誕生日を祝われ笑顔を見せる田崎飛鳥さん(左)=陸前高田市横田町で

 脳性まひで、知的障害のある陸前高田市の画家、田崎飛鳥さん(36)の絵画サロンが7日、自宅の敷地に完成した。東日本大震災のショックで一度は絵筆を持てなくなったが、家族の後押しで被災地の姿や人々を描き、多くの人の心を捉えている。7点の絵を飾った小さなサロンは、家族の夢の場所だ。

 飛鳥さんは幼い頃から画集に興味を持ち、家族の勧めで絵を描き続けてきた。だが震災の津波で、大切にしていた作品も自宅も流失し、仲の良かった近所の人たちも犠牲になった。悲しみと動揺で筆を持てなくなったが、3カ月が過ぎた頃、父実さん(70)から「今だから描ける絵があるんじゃないか」と伝えられると、再びキャンバスに向かい始めた。

 再建した自宅の横に設けたプレハブのアトリエは、母美代子さん(65)が営むパン工房と隣り合うが、その間に屋根がなく、雨が降ると不便だった。相談した市から、ネット上で募金する「クラウドファンディング」を紹介されたのがきっかけで、アトリエとパン工房をセットにした絵画サロンを計画。「ひとかけらのパンと1枚の絵を通じて、おなかと心を満たせる空間をつくりたい」と今年2月から整備費用の支援を呼びかけ、全国から…

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