台北昭和町会

日本統治時代の親睦会 57人、最後の会合 東京で名残惜しむ /東京

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台北昭和町会の会合で記念写真を撮る会員ら。最後の会合には台湾から来日した青田街の住民らも参加した=千代田区九段北で
台北昭和町会の会合で記念写真を撮る会員ら。最後の会合には台湾から来日した青田街の住民らも参加した=千代田区九段北で

 台湾の日本統治時代(1895~1945年)に、台北市の旧昭和町で暮らした日本人らによる親睦会「台北昭和町会」が6月中旬、最後の会合を千代田区九段北で開いた。旧町民らが毎年集まって交流を深めてきたが、会員の平均年齢も85歳ほどになり、集まることが難しくなったという。最後の会合で会員らは、幼なじみと遊んだ日々を懐かしく思い返しながら、名残を惜しんだ。【鈴木玲子】

 6月11日にあった会合には57人が参加。現在の住民らも台湾から駆け付け、交流を深めた。現在の住民で旧町民との橋渡しを務めた陳瑳瑳(ささ)さん(89)は「お役に立ててうれしかった」と語り、同じ女学校に通った厚東洋子(こうとうひろこ)さん(88)=横浜市=との再会を喜んだ。戸高カズさん(91)=千葉市=は「昭和町での日々が一番楽しかった。あのころの思い出が脳裏に焼きついている。私の故郷は昭和町以外に…

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