【ハンブルク高本耕太】トランプ米大統領とプーチン露大統領が7日、主要20カ国・地域(G20)首脳会議開催中のドイツ北部ハンブルクで初会談し、内戦の続くシリア南西部での停戦に合意した。9日正午に発効する。また昨年の米大統領選へのロシア政府の介入についてトランプ氏が事実関係をただしたのに対し、プーチン氏はロシア指導部の関与を否定した。そのうえで両者は今後、サイバーセキュリティーや選挙介入防止の方策について協議を進めることで一致した。
会談後、同席したティラーソン米国務長官が記者団に明らかにした。停戦は米露とシリア南西部に接するヨルダンが合意したもので、3カ国は7日、ダルアー▽クネイトラ▽スワイダ--の3県に避難民保護などを目的とした「緊張緩和地帯」(安全地帯)を設ける覚書を交わした。ラブロフ露外相によると、主にロシア軍が停戦監視にあたる。他にも4地域で安全地帯設定の協議が進んでいるという。ティラーソン氏は「シリアで両国が協力…
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