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名誉客員教授の兼職無届け 大臣規範に抵触

萩生田光一官房副長官=佐々木順一撮影

 学校法人「加計(かけ)学園」系列の千葉科学大で名誉客員教授を務める萩生田光一官房副長官が、「大臣規範」で義務付けられている兼職届を、就任から1年8カ月間、出していなかったことが萩生田氏の事務所への取材で分かった。届け出たのは、届け出の有無を尋ねる質問主意書が提出されたのと同じ先月2日。事務所は「隠す意図はまったくなかった」としている。

     事務所などによると、萩生田氏は落選中の2010年4月に同大客員教授になり、月10万円の報酬を得ていたが、12年に衆院議員に復帰後、報酬を受けない名誉客員教授になった。

     大臣規範は、無報酬の名誉職でも、兼職を届け出るよう義務付けているが、15年10月に官房副長官に就任後、届け出ていなかった。

     萩生田氏は今年6月1日、加計学園の獣医学部新設を巡る国会審議で名誉客員教授の肩書があることを認めた。これを受け、民進党の逢坂誠二衆院議員が届け出の有無を尋ねる質問主意書を提出したのと同じ翌2日に、兼職届を出したという。

     萩生田氏の事務所は毎日新聞の取材に「届け出の範囲について内閣総務官室に確認し(必要はないと)判断した。だが最近、過去の類似のケースで届け出があると指摘を受け、準備ができた6月2日付で届け出た。大臣規範に違反していないことは明らか」と回答した。【遠藤拓】

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