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過激派組織「イスラム国」(IS)がイラク最大の拠点としてきた北部モスルで、学校現場でISが戦闘員の数を計算問題に使う教科書を導入するなど「洗脳」教育を施してきた実態が徐々に分かってきた。ISの思想統制をおそれた子供たちは学校から遠ざかり、数万人が正規の教育を受けていないと推計されるが、正確な数は不明だ。イラク軍などによるモスル奪還作戦が進む中、今後は崩壊した教育現場の再建も課題となる。【ハジル(イラク北部)で篠田航一】
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