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坂東弥十郎 父の追善、ありがたい 「修禅寺物語」で初役の夜叉王

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坂東弥十郎=小玉祥子撮影
坂東弥十郎=小玉祥子撮影

 父、初世坂東好太郎の三十七回忌、兄、二世坂東吉弥の十三回忌追善狂言の「修禅寺物語」が「八月納涼歌舞伎」第二部で上演される。演じるのは初役の夜叉王(やしゃおう)。

 岡本綺堂作の新歌舞伎である。鎌倉時代。面作りの夜叉王が長女桂、次女楓、楓の夫で弟子の春彦と暮らす修善寺村の仕事場に将軍源頼家が訪れる。夜叉王は頼家から自分の面の製作を依頼されていたが、何度打っても死相が現れるので献上を拒んでいた。桂が見せた夜叉王の面の出来栄えに頼家は満足し、桂に奉公を持ちかける。

 頼家は夜襲を受けて落命。頼家の死を聞いた夜叉王は、面に死相が現れた理由を悟り、さらに断末魔の桂の表情を写し取る。

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