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九州豪雨

2020年6月、梅雨前線の影響で九州各地が記録的な大雨に見舞われました。被害や復興の状況を伝えます。

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人気者の元タクシードライバー夫婦、涙で悼む

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九州北部豪雨で犠牲になった大分県日田市の矢野英俊さんと妻知子さんの通夜には多くの参列者が集まった=大分県日田市三和の総合葬祭あやめ会館で2017年7月9日、土田暁彦撮影
九州北部豪雨で犠牲になった大分県日田市の矢野英俊さんと妻知子さんの通夜には多くの参列者が集まった=大分県日田市三和の総合葬祭あやめ会館で2017年7月9日、土田暁彦撮影

大分県日田市 次男「いい両親で、思い出がたくさん」

 九州北部豪雨の被災地では9日も警察などの安否不明者の捜索が続いた。被害の全容はいまだ分からず、安否不明者の親族らの心労は強まっている。一方で同日までに大分、福岡両県で21人の死亡が確認され、犠牲者を知る人たちには深い悲しみが広がった。

 豪雨で犠牲になった大分県日田市鶴河内の矢野英俊さん(79)と妻知子さん(70)は、ともに気さくな人柄で、地元の人たちから愛されていた。元タクシードライバー同士の夫婦で、同居する長男俊光さん(41)は9日、「一緒に旅立てたことは(両親も)良かったと思う」と気丈に語った。市内の葬儀場で同日に営まれた通夜では、参列者たちが2人を悼んだ。

 突然の豪雨が襲った5日午後6時ごろ、俊光さんの電話に、知子さんから「雨がひどくなったので(出先から)歩いて帰る」との連絡があった。これを最後に連絡が途切れた。

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