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九州豪雨

2020年6月、梅雨前線の影響で九州各地が記録的な大雨に見舞われました。被害や復興の状況を伝えます。

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「見つかったのは泥だらけのぬいぐるみ」

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母親と祖父の安否がわからない野上邦幸さん(36)=福岡県朝倉市杷木地区で2017年7月9日午後0時52分、長谷川直亮撮影
母親と祖父の安否がわからない野上邦幸さん(36)=福岡県朝倉市杷木地区で2017年7月9日午後0時52分、長谷川直亮撮影

朝倉の立集落 会社員が母と祖父の捜索作業を見守る

 九州北部豪雨の被災地は9日、梅雨前線などの影響で断続的に雨が降る中で救出、捜索活動が続いた。多数の犠牲者が出ている福岡県朝倉市の杷木星丸地区の立集落(たてしゅうらく)では、同市の会社員、野上邦幸さん(36)が、安否不明の母、本河くに子さん(59)と、祖父の小塩正さん(89)=同県うきは市=を捜索する警察や消防などの作業を見守った。

 この集落の川沿いの一帯は濁流に襲われ、数軒の家屋が押し流された。「ここに(母親の)家があった」と野上さんが示す場所にも、大量の土砂と流木が積み重なり、家屋の姿はない。捜索には毎日立ち会っているが、野上さんは「見つかったのは泥だらけのぬいぐるみとソファだけなんです」と語った。

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