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名張市コミュニケーション条例/2 要約筆記奉仕員 書く手助け、社会参加後押し /三重

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常木春枝さん(左)の要約筆記を読む山本篤子さん=三重県名張市で、竹内之浩撮影
常木春枝さん(左)の要約筆記を読む山本篤子さん=三重県名張市で、竹内之浩撮影

 名張市の手書き要約筆記サークル「カワン」代表の常木春枝さん(68)は昨秋、忘れられない言葉をもらった。月1回、古典サークルの勉強会に参加するため、要約筆記を利用する市内の聴覚障害者、山本篤子さん(84)が「この支援がなければ、私の老後は暗くて寂しいものだっただろう。元気でいられるのは皆さんのお陰」と言ってくれた。長年の苦労が報われた瞬間だった。

 2人の出会いは21年前。ある会合で話を聞き取れずにいた山本さんに常木さんが気付き、手帳に書いて教えてあげた。薬の副作用で難聴になった山本さんに「手助けできるよう努力する」と約束し、その年に設立したのがカワンだ。

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