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論点

核兵器禁止条約制定

 広島、長崎への原爆投下から72年。核兵器を法的に禁じる条約が初めて制定された。前文に「ヒバクシャ(被爆者)」の苦しみと被害への「留意」が明記され、「核なき世界」に向けての一歩が踏み出された。条約の意義と核軍縮への影響、今後の課題は。核保有国が参加しない枠組みに実効性を持たせるにはどうしたらいいのか。

 最後まで(禁止されずに)残った大量破壊兵器の核兵器を禁じる条約がやっとできた。条約の存在自体が規範となる。条約に加わらない核保有国の核兵器を廃絶する拘束力はないし、どんな規範にも従わない者はいる。しかし、規範を作ることが重要だ。生物兵器や化学兵器の禁止条約の例を見れば分かる。まず規範を作る。次に廃絶が続く。禁止されなければ廃絶しようという機運は高まらない。

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