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どう変わる医療と介護

2018年度 同時報酬改定 特養でみとり、広がる 医師の協力必須

入所者のみとりについて話し合う内田加代子看護師(中央)や介護士ら=潤生園で

 介護施設に入所していても、最期は病院に運ばれて亡くなるケースは少なくないが、本人や家族の希望にそって「生活の場」である特別養護老人ホームでみとる例が広がっている。ただ、ほとんどの特養には常勤の医師はおらず、ニーズに応じた体制の充実が求められている。【野田武】

 緑に囲まれた小高い丘にある神奈川県小田原市の特養「潤生園(じゅんせいえん)」(100床)。2年前、佐藤武久さん(80)は、当時79歳だった妻豊子さんを同園でみとった。当初、佐藤さんは「最期は病院で」と思い、豊子さんを病院へ運んで、と頼んだ。だが同園の看護師から「病院へ行っても点滴くらいしかできないし、顔がむくんで体もつらくなる。こちらでお世話をします」と言われ決断した。

 亡くなるまでの3日間は、添い寝をして過ごした。豊子さんは会話も目を開けることもできなかったが、「手を握ってやると、反応があるんですよ。握り返してきて」。佐藤さんは「食事ができなくなってからも、亡くなるまで口に水を含ませてもらって、最期は皆さん大勢来ていただいた。こんなこと病院ではできないし、満足でした」と振り返る。

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