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九州豪雨

2020年6月、梅雨前線の影響で九州各地が記録的な大雨に見舞われました。被害や復興の状況を伝えます。

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1週間 福岡・朝倉の松末地区 一面に土砂、流木 道と川、判然とせず

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朝倉市の杷木松末地区で大量の土砂に埋まった車両=福岡県朝倉市杷木松末で2017年7月11日午後3時53分、佐野格撮影
朝倉市の杷木松末地区で大量の土砂に埋まった車両=福岡県朝倉市杷木松末で2017年7月11日午後3時53分、佐野格撮影

 九州北部豪雨は12日で発生から1週間となるが福岡県朝倉市の松末(ますえ)地区では、なお14人が安否不明のままだ。地区の一部はまだ立ち入りが困難で被害の全容は明らかになっていない。避難者の証言からたどると、2012年の九州北部豪雨をはるかに上回る濁流が短時間で集落をのみ込んだ状況が浮かび上がる。【宗岡敬介、高嶋将之、佐野格】

 一時孤立した約50人が避難した朝倉市立松末小学校そばを流れる乙石川を、ロープを頼りに渡り11日午後、松末地区に入った。大量の土砂や流木があふれ、どこが道で、どこに川が流れていたのか判然としない。あちこちで山肌が削られて、家屋が押しつぶされている。えぐられるように損壊した家屋や、土砂に半分埋まった車両もあり、津波が襲った跡のようだ。

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