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ヒアリ、傾向と対策 人の生活圏で営巣、集団攻撃 スズメバチ同様、アレルギー反応注意

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もしかしてヒアリかも!?(見分け方)
もしかしてヒアリかも!?(見分け方)

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 毒を持つ「ヒアリ」への不安が広がっている。刺されるとまれに重いアレルギー反応(アナフィラキシーショック)で死に至る。実は国内侵入を10年ほど前に著書で予言し、刺されたこともある日本人研究者がいるというので話を聞いた。生態や対処法は? そもそもどれほど恐れるべきなのか?【和田浩幸】

 環境省によるとヒアリは20世紀はじめに南米から貨物船で米国に侵入。今世紀に中国や豪州、東南アジアなどに広がった。国内では5月以降、中国から神戸に着いたコンテナ内で女王アリを含む500匹以上が見つかるなど計6カ所で確認。働きアリは繁殖に関係ないが、卵を産む女王アリが計3匹見つかっている。

 侵入を予言したのは北海道大名誉教授の東正剛(ひがしせいごう)さん(動物生態学)。米国では年間1000万人以上が刺され8万人が呼吸困難や血圧低下などアナフィラキシーを起こし、年間死者約100人とのデータもあるという。刺されたら必ず重篤になるわけではない。東さんも約10年前、米国で巣を研究中に腕を刺された。痛みに慌てたが傷ができた程度で「過剰に恐れる必要はない」と話す。

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