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中国

漁民「判決は紙くず」 南シナ海「敗訴」1年

中国国旗「五星紅旗」を掲げた漁船が並ぶ漁港=中国海南島瓊海市潭門鎮で2017年7月7日、林哲平撮影

地元政府から補助 着々と進む「実効支配」

 中国による南シナ海支配の根拠をことごとく退けた仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)の判決から12日で1年となる。窮地に追い込まれた中国は判決の受け入れを拒否し、紛争相手のフィリピンとの2国間交渉に持ち込んで判決の有名無実化に成功した。国際法上の「法的拘束力」を無視するかのように、南シナ海の島で今、大国の「実効支配」が静かに積み重ねられている。【海南島(中国南部)で林哲平】

 南シナ海に面した中国・海南島の瓊海(けいかい)市潭門(たんもん)鎮。機械油と魚の生臭さの漂う港に近い飲食店には、漁の合間をぬってマージャン卓を囲む漁師たちが集まる。

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