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鹿児島震度5強 廊下にひび、鹿児島の病院で被害

 11日午前11時56分ごろ、鹿児島県の鹿児島湾を震源とする地震があり、鹿児島市で震度5強を観測した。気象庁によると、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.3と推定される。九州電力によると、運転中の川内原発1、2号機(同県薩摩川内市)に異常はなかった。福岡管区気象台は「桜島を含め周辺の火山の状況に変化は見られない」としている。

     鹿児島県などによると、指宿市山川の男性(61)が養鶏場で作業中、落ちてきた資材が頭に当たり軽いけがをした。南九州市川辺町では落石で市道がふさがれ通行止めになった。鹿児島赤十字病院(鹿児島市)では1階廊下にひびが入った。JR九州は九州新幹線新八代(熊本県)-鹿児島中央(鹿児島市)間の運転を一時見合わせた。

     気象庁によると、今回の地震は地盤が西北西-東南東方向に引っ張られたことによる横ずれ断層型とみられる。周辺では、昨年12月ごろから地震活動が比較的活発になっていたといい、今後1週間程度は最大震度5強程度の地震に注意が必要という。記者会見した同庁の松森敏幸地震津波監視課長は「揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどの危険性が高まっている恐れがある。今後の降雨の状況などに注意し、崖や傾斜地など、危ない所には近づかないようにお願いしたい」と呼びかけた。【杣谷健太、田中韻、金森崇之、青木絵美】

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