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ヒアリ 水際対策22港から68港に拡大 環境省と国交省

東京港で見つかったヒアリ=2017年7月7日撮影、環境省提供

 強い毒を持つ外来種「ヒアリ」が相次いで見つかっていることを受け、環境省と国土交通省は11日、国内定着を防ぐための生息調査や駆除などの水際対策を、現在の全国22港から68港に拡大することを決めた。今月中に毒餌を各港に配布するなど対策を急ぐ。この日の関係省庁連絡会議で明らかにした。

 これまでは、最初に見つかった神戸港のコンテナが中国広東省・南沙港から運ばれたため、同港との定期コンテナ航路がある22港で対策を取っていた。その後見つかった大阪港と東京港では、それ以外から来たことが疑われるため、既に定着している中国のほか台湾、豪州、フィリピンなどとの定期航路がある68港に増やす。

 一方、会議で国交省は、国際線が就航している29空港に捕獲用の粘着トラップの設置などを要請したことを報告。農林水産省は、植物検疫でヒアリに特に留意する方針を告げた。危険性や対応に関する全国への周知について、厚生労働省は都道府県や医師会に、消防庁は消防本部に向けて開始。文部科学省は小中高校に対する実施を検討していることを明らかにした。【五十嵐和大】

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