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記者の目

フェミニズム 先達のメッセージ=反橋希美(大阪学芸部)

連載で公開対談をした女性学研究者の女性学研究者の田嶋陽子さん(右端)と大阪国際大准教授で「全日本おばちゃん党」代表代行の谷口真由美さん(右から2人目)=東京都千代田区で3月4日、宮間俊樹撮影

 「女性が輝く社会を」なんて言われなくても、“先輩”は既にそれぞれの光を放っていた。連載「たのもー! フェミ女道場」(2015年4月~今年3月に大阪本社発行版で掲載)で、取材したフェミニストのことだ。

 連載の目玉は、1970年代初めのウーマンリブからわき上がったフェミニズム(女性解放の運動と思想)の波をけん引した女性のインタビュー。セクハラやドメスティックバイオレンス(DV)の概念すらない時代に、身の回りで起きる不条理は社会の仕組みのせいと、「ノー」の声を上げてきた。彼女たちから学んだ「黙らないことの大切さ」を伝えたい。

 37歳の私は、シングルで2人の子を育てる。結婚や離婚、出産を経て初めて「妻」「母」の役割を求められる息苦しさや、育児と仕事の両立の壁にぶつかり、性差別の問題に関心を持つようになった。だが、集会や女性団体に取材に行ってもパワフルな60代以上の世代ばかりが目立ち、同世代や下の世代は少ない。いまだに多様な生き方が許容されていると思えない世の中に、若い世代も怒ろうよ! そんなもどかしさが募り、先行世代か…

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