<ホンヨモ! 子ども読書推進運動進行中!>
63回目を迎えた青少年読書感想文全国コンクール(主催・全国学校図書館協議会、毎日新聞社)が開かれる。幼い頃から大の本好きだったという映画監督の松江哲明さん(39)に読書の楽しさについて大いに語ってもらった。【木村光則】
幼い頃から本が好きで図書館に入り浸っていたという松江さん。「母が本の読み聞かせ教室に連れていってくれて、自分でさし絵を描いた絵本を作り、読んでくれた」と振り返る。映画監督となった今も本は手放さず、「外国に行く時も、1日1冊分持って行き、読み終わると荷物になるので捨てる。特に好きなノンフィクションを中心に週に2~3冊読む」と話す。
子供の頃はファンタジーが好きだったが、だんだんノンフィクションにひかれるように。中高生になると実際に起きた事件の実録本などを読むようになった。「現実に起きたということがリテラシーの上で本に入り込める要素。地名があることで頭に入ってくる。人間のドロドロした話にひかれるようになった」と話す。
この記事は有料記事です。
残り2342文字(全文2807文字)
毎時01分更新
日本と韓国は、葛藤を乗り越えられないまま、2021年の歩み…
「気がつくと、所持金は103円でした。4日の仕事始めに出勤…
かつて多数のテロ・ゲリラ事件に関与し、犠牲者を出してきた過…