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憂楽帳

50年以上続く毎日新聞夕刊社会面掲載のコラム。編集局の副部長クラスが交代で執筆。記者個人の身近なテーマを取り上げます。

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陸渡御

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 大阪天満宮の天神祭「船渡御」に対し、「陸渡御」で知られる夏祭りをご存じだろうか。

 かつて現在の大阪城内にあり、豊臣秀吉の築城で谷町9丁目付近に移った生國魂(いくくにたま)神社(大阪市天王寺区)。12日、現在地から旧鎮座地の大阪城まで約2時間かけ、神体を乗せた御鳳輦(ほうれん)を中心に約500人が練り歩く渡御行列があった。

 太平洋戦争末期の大阪大空襲で本殿が被災。神事は戦後長く神職が神体をハイヤーで運ぶ形で営まれ、仮のみこしが造られた以降はトラックで運ばれた。そして被災から70年目の2014年。氏子による御鳳輦の奉納を機に警察から道路使用許可を得て、渡御行列は復活した。

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